
OMNIGOD PW easy Pants / PWイージーパンツ ブラックデニム出ました
OMNIGOD Black Denim PW easy Pants /ブラックデニム PWイージーパンツ
オムニゴッドパンツの代表的な形になります。
オムニゴッドのPWパンツはかなり深い股上で程よくゆるめに設計されていて、本当に履き心地が良いのではないでしょうか。ウエストがゴムと紐というのも履きやすさを手伝っていると思います。
ただこのパンツはワークパンツでありながら足のラインがきれいに出るように膝から裾に向けて絶妙なテーパードラインを作っています。履く人の身長にも勿論よるのですが少し短めに設定したレングスが上品に靴にかかってくれます。股上が深く履いたパンツのウエスト位置を調整できる為、多くの股下サイズに対応が可能になっています。
私は180cm身長がありますので若干腰履きで2サイズを着用しております。
PWイージーパンツは30年代のアメリカ軍ワークパンツをデザインベースにしています。
ひし形のアウトポケットがサイドシームにかかる特徴あるポケットです。
ホームベース型のバックポケットは5Pジーンズと明らかに違う大きめの縦長のものになります。ヴィンテージパンツのような少しぼってりと膨らんだ形がポイントになります。
それとポケットを縫う本縫い糸と、しりグリを縫う巻き縫いの糸の色目を若干変えています。僅かな色目の差をつけることはデザイナーのこだわりで最終の製品の仕上がりが断然違ってきます。そして履き込んで行ったときにはより雰囲気の良い見え方になるよう考えています。
そうなんです!!!
履き込んで行った時にどういうものになるかがOMNIGODでは重要だと考えています。ジーンズ、デニムパンツは特にそうですが厳選した生地を使用しています。その生地は勿論素晴らしいヴィンテージアイテムのような経年変化していきます。その色落ちをアイテムごとに想像し使用する糸も決めていくのです。
今回巻き縫いの箇所のサイドシーム、しりグリは濃いめのチャコールグレーを使用しています。ブラックの色が少し落ちていったらチャコールグレーが馴染んでいきそうですね。
そんな前振りしたこちらのブラックデニムは岡山県の井原市で織った生地になります。デニム生地の産地になり数々のブランドがこのエリアのデニム生地を使っています。オムニゴッドではジーンズからシャツアイテムまでデニム生地はほぼこのエリアである備後地区のものを使用しています。
経糸7番緯糸10番の11オンスデニムです。通常のワークウエアーに用いるデニム生地(カバーオールとかペインターパンツなど)は10オンスが多いと思いますがそれよりほんの少し厚地の生地です。このほんの少しがミソで適度なハリがありパンツラインを良く見せてくれます。
またロープ染色で染め上げた硫化ブラックのムラ糸を使用しているため最高の色落ちを楽しむことができます。
ユニセックスパンツとしてOMNIGODではトップセールスの一つです。
定番のインディゴデニム、生成りデニムと合わせまだ履いたことのない方がいらっしゃたら是非履きに来てください。
店主