ずっと変わらない OMNIGOD WORK SHIRT Ⅲ / ワークシャツスリー

ずっと変わらない OMNIGOD WORK SHIRT Ⅲ / ワークシャツスリー

OMNIGOD WORK SHIRT Ⅲ / ワークシャツスリー

オムニゴッドでは私の入社当時から少しづつアップデートして、17年以上このワークシャツの型にこだわって作り続けています。パタン修正は少しづつ行い品番は変わっていきましたけど基本的にはこのこだわりの2本針の巻き縫いの仕様はずっと変わっていません。

襟、前立て、ポケットのシングルステッチ部分と、サイドシーム、バックヨークの巻き縫い部分を8番手の太糸で縫製しています。通常シャツ縫製に使わない糸の太さになり、熟練の職人がいる工場のみでしか縫製ができません。綿の太糸で縫製することで自然のパッカリングとワークシャツ全体に立体感が出てきます。

上写真は分かりづらいですが綿糸の8番手です。。。結構太いです。

2本針の巻き縫いの下糸は20番手を使用して下糸をきつく締めることで他にないパッカリングが出せるということです。工場泣かせのディテール。。。企画チームの苦労はここにあり、何度も工場の方達と打ち合わせして、ようやく程よいパッカリングに落ち着かせることができるのです。

ちょっと汚いシャツで申し訳ありませんが。。。40年代のシャンブレーシャツです。

OMNIGODのシャンブレーシャツは40SのUSネイビーのワークシャツがデザインベースになります。両胸のアウトポケットが特徴的なデザインですね。ワークシャツと言ったらこの形を思い浮かべてしまうぐらいのアイテム。

着丈を短めに設定したボックス型のシルエットで5Pジーンズをはじめ、ベイカーパンツ、チノパンなど幅広いアイテムに合わせやすい形になります。

ちなみに生地は旧力織機で織り上げたセルヴィッチシャンブレー生地になります。経糸はインディゴのムラ糸緯糸は生成りのムラ糸で織り上げています。粗野感あるヴィンテージテイストの生地になり着込むほどに味わい深い表情になります。

私も色が褪せたこのワークシャツⅢを大切に着ております。何年ものだったかな?

店主

 

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